著者
前田 安美 馬場 望 西村 泰志
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.1147-1152, 2000-06-01
参考文献数
2

本研究は,はり貫通形式RCS接合部に関して,鉄骨フランジ上下面に形成される水平圧縮束によってなされる内部パネルから外部パネルへの応力伝達の効果を実験的に検討した。その結果,E-FBPは水平圧縮束を形成させる働きを有し,水平圧縮束に作用する力は鉄骨フランジ上下面に集中的に配置されたせん断補強筋の引張力によって外部パネルに伝達され,その引張力は外部パネルにアーチ機構を形成するのに大きく寄与することが示された。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? はり貫通形式RCS接合部の水平圧縮束による応力伝達の効果(前田 安美ほか),2000 https://t.co/mGXktF3emc 本研究は,はり貫通形式RCS接合部に関して,鉄骨フランジ上下面に形成される水平圧縮束によっ…

収集済み URL リスト