著者
東山知彦 増田大樹 松本利夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.29-31, 2012-03-06

本発表はAndroidのリアルタイム性評価と改善方法を検討したものである。近年、携帯情報端末以外の組み込み機器に対してAndroidを適用する動きが高まっている。Androidを組み込み機器に適用するにはリアルタイム性の確保が必要である。今回は、市販されている組み込み向け評価ボード上で、CPU負荷、割り込み負荷をかけた状態で、タイマー割り込みに対する応答性評価を行った。その結果、タイマー割り込みに対して大幅な応答遅延が観測された。本発表ではこの結果に対し、システムレベル、アプリケーションレベル両面での分析・評価結果を述べる。また、応答性阻害要因の解決策についても検討する。

言及状況

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性能評価のためのプロセスの起床時間の測定について よろしくお願いします。 下記論文では、システム(組み込み版Android)のリアルタイム性を評価するために プロセスの起床時間の想定とのずれを計測しています。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110009783407 ここで、評価対象を「プロセスの起床時間の想定とのずれ」とするのは一般的な手法なのでしょうか。 (論文 ...

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