著者
安部 公輔 東森 信就 久保 雅義 藤原 宏志 磯 祐介
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:09172246)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.15-26, 2014

Courant-Friedrichs-Lewy条件(CFL条件)は双曲型偏微分方程式の差分近似の解析において,最も重要な条件の1つである.この条件は差分スキームの安定性と関連して論じられることが多いが,本来は差分解の収束に対する必要条件である.本論文においてはCFL条件の本来の意味を再確認し,この条件下においても計算機から出力される数値解は必ずしも"安定"ではないことを具体例を通して示すと伴に,丸め誤差の多様な挙動についても言及する.

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CFL条件は双曲型偏微分方程式の差分近似の解析において,最も重要な条件の1つである.この条件は差分スキームの安定性関連して論じられることが多いが,本来は差分解の収束に対する必要条件で ある .https://t.co/L4c9zoAMPn
CFL条件は双曲型偏微分方程式の差分近似の解析において,最も重要な条件の1つである.この条件は差分スキームの安定性関連して論じられることが多いが,本来は差分解の収束に対する必要条件で ある .https://t.co/L4c9zoAMPn
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