著者
渡邉 雅子
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.81, no.2, pp.176-186, 2014-06-30

本稿は「国際標準のカリキュラム」を謳う国際バカロレア(IB)を例に、グローバル化で理想とされる教育内容とその受容の形態及びIB導入がもたらす公教育への影響を分析する。IBの教育内容は近代型の学校知とは一線を画しており、世界的な知の二極化の象徴になっている。その受容形態は国により様々だが、日本はIBを通して既存の教育内容を再評価しつつ組替えており、ナショナルな教育との融合の可能性を示唆している。

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そういえば、IBに関して教育さん必読論文ありましたな。いつも手堅いお仕事されてる方の。誰でもダウンロード可。つ 渡邉雅子「国際バカロレアにみるグローバル時代の教育内容と社会化(<特集>グローバル化と教育内容)」 http://t.co/vkRfMaYPbd

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