著者
井上 克己 範 公可
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.13, pp.91-96, 2014-04-17

CPU、GPU、DSPなどの従来型プロセッサーにとってメモリ上の情報を探し出す処理つまり検索、照合、認識などの負担は極めて大きい。従って現在のコンピュータが誕生以来従来型プロセッサーの負担を軽減するための利用技術でこの弱点を補ってきた。従来型プロセッサーの処理速度が限界に達した今日、より高速、より精度よく検索、照合、認識などを実現するための新しいハードウエアアーキテクチャが不可欠である。このような背景から筆者らは、探し出す情報を記憶したメモリ自身が情報探しをする、全く新しい発想のハードウエアアルゴリズムのメモリ型コンピューティングを提案してきた。この技術はビッグデータへの実用化の見通しを得た。

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CiNii 論文 -  超高速なデータ検索を実現するデータベースプロセッサー(DBP) : メモリ型コンピューティングで情報処理を大きく進化革新 (集積回路) https://t.co/3QJ9dfmfLE

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