著者
藤原 和好
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.11-19, 2007

感動は教育できない、教えられないということは、まったく当然のこととして、圧倒的多数の教師・研究者に信じられている。そういう信念の背後には、教育とは計画的な営みで、その結果は評価可能なものでなければならないという教育観・学力観がある。そして、さらに、感情は不可知のもので、科学的分析の対象にならないという認識がある。それが文学教育否定の根拠となっている。しかし、はたしてそういう前提は正しいのか。揺るぎないものなのか。

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こんな論文どうですか? 「感動は教えられない」か?(<特集>「文学教育の転回と希望」を受けて)(藤原 和好),2007 https://t.co/eifxNYB5mS
こんな論文どうですか? 「感動は教えられない」か?(<特集>「文学教育の転回と希望」を受けて)(藤原 和好),2007 https://t.co/eifxNYjtYi

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