著者
飯塚 恵理人
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.48, no.7, pp.43-50, 1999

夢幻能が観客に受け入れられるには、ワキ僧が夢を見ることの意味と、舞台上で演じている内容がワキの夢中のこととわかる「約束事」が成立していることが重要となる。本稿では「経文」「説話」において、「仏」を夢に見ることは、その僧の成仏が約束されたと捉えられていることを述べた。また「絵伝」において、夢を見るものと、その夢の内容が一枚の絵の中に描かれていることを述べ、夢幻能の舞台上の構図と共通することを述べた。

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こんな論文どうですか? 「夢幻能」への道 : 経文・説話・絵伝における「夢」(<特集><夢想>・中世)(飯塚 恵理人),1999 https://t.co/xFs9HhWoam
こんな論文どうですか? 「夢幻能」への道 : 経文・説話・絵伝における「夢」(<特集><夢想>・中世)(飯塚 恵理人),1999 https://t.co/xFs9HhWoam

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