著者
山元 隆春
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.1-9, 1998

本論文においては、「学び」(学習)という出来事が成り立つために果たす文学の役割を考察し、国語教育において<文学にできること>を求める手がかりを探った。ルイーズ・ローゼンブラットの読みの理論を中心に、小森陽一・佐藤学・紅野謙介・田中実・デヴィッド・ブライヒ及び認知科学における構成主義理論を検討しつつ、主に教室において読みの<出来事>性を喚起する誘因をテクストの呼びかけの中に探る必要性を論じた。

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