著者
渡辺 美雄
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.37-47, 1997-08-10

金子みすずの「みんなちがって、みんないい」という詩句は僕の教室では無力のように思える。自分と異なる個性、生き方を認めるにはどのような力が必要なのか。中島らもの『お父さんのバックドロップ』の後半を子どもたち一人ひとりが創作し、原作と重ねて読むときにこの問題の答が見えてくるのではないか。そこには一人ひとりが自分の目で見、考えるという姿勢=批評の目の萌芽が見られるのではないかと期待を込めてとりくんでみました。

言及状況

Twitter (3 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 批評の目を求めて : 実践報告『お父さんのバックドロップ』(中島らも)を読む(<特集><ことばの力>との出会い-学校の現在と文学教育-)(渡辺 美雄),1997 https://t.co/BlLFGAMXg4 金子みすずの「…
1 1 https://t.co/fE7Kmwh1sz https://t.co/rHtOed1lyQ
CiNii 論文 -  批評の目を求めて : 実践報告『お父さんのバックドロップ』(中島らも)を読む(<特集><ことばの力>との出会い-学校の現在と文学教育-) https://t.co/jBJ64AAaml

収集済み URL リスト