著者
塩見 英久 岡村 康行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MWP, マイクロ波・ミリ波フォトニクス
巻号頁・発行日
vol.114, no.144, pp.133-136, 2014-07-10

本報告は、数式処理を援用したFDTDソルバの実装について詳細に述べたものである。前回の報告を元にして、電磁界の6成分に対する計算が可能なソルバを実装した。ソルバは、ソルバの実行環境を実装したクラス、与えられたsympy数式からnumpyコードへと変換する機能を実装したクラス、マクスウェル方程式を差分化して所望の漸化式を導出することを支援するクラス、の3要素から構成される。変換クラスには、実行時の計算速度向上を考慮して、時不変パラメータを自動的に抽出して、時間発展計算の事前に計算しておく機能も追加した。基礎的なダイポールアンテナの解析により、ソルバが所望の動作をしていることを確認したので報告する。

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@_chimera0 学術論文の情報です。 数式処理を援用したFDTDソルバの実装(光・電波ワークショップ) https://t.co/IyF0OaISbF と、キメラ10777号は緊張した状態でURLを示します。 #キメラ・ネットワーク #bot

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