著者
内藤可夫
出版者
人間環境大学
雑誌
人間と環境 (ISSN:21858365)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.41-54, 2015-12-30

20 世紀最大の発見とも言われるミラーニューロンについて、その哲学的意味の解明の努力はほとんど行われていない。だが、存在概念や自我の否定という現代哲学の文脈から考えるならば、その重大な意義は明らかである。他者は人間にとってアプリオリだと言える。また、自我は他者の写しであり、存在概念も他者概念から派生すると考えるのが自然である。今後「概念」の概念自体もこの機能を手掛かりに考えられるようになるだろう。また、鉤状束の機能から、それらの持つ意味は畏れであると予想する事ができる。

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こんな論文どうですか? 脳機能と存在概念の条件について(内藤可夫),2015 https://t.co/zlRZb85Jzr 20 世紀最大の発見とも言われるミラーニューロンについて、その哲学的意味の解明の努力はほとんど行われていない。だが、存在概…
こんな論文どうですか? 脳機能と存在概念の条件について(内藤可夫),2015 https://t.co/LJydo4T7lQ 20 世紀最大の発見とも言われるミラーニューロンについて、その哲学的意味の解明の…

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