著者
光石 亜由美
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.34-44, 2009-11

一九一〇〜二〇年代のモダニズムの一面を変態や異常を消費する人々の出現として捉え、<女装><変態><犯罪>というキーワードで谷崎潤一郎「秘密」(一九一一年)に描かれた女装を分析した。「秘密」では、セクソロジーの言説を背景に、<女装すること>ではなく、<女装という変態を演じること>に快楽を見出し、女装をロマン化する。しかし、同時に、着脱可能な<表層>のドラマとしての女装が「秘密」以後の映画や探偵小説の中で消費されることも暗示している。

言及状況

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偶然が重なるもので、日本の異性装への異常視とそれに伴う異性装の娯楽的消費の意識が犯罪と結びついていく流れを、谷崎の「秘密」の本文と同作の当時の批評を中心に読み解く話(https://t.co/XJ5Wg9V3Cx)を先に読んでいたら、「タイトルの無力~」が映画『サイコ』の殺人鬼の異性装に言及してた
【Webで読める論文】 光石 亜由美「女装と犯罪とモダニズム : 谷崎潤一郎「秘密」からピス健事件へ(<特集>モダニズム期における社会と芸術の<交通>)」2009 https://t.co/HPbj1yABuH
【Webで読める論文】 光石 亜由美「女装と犯罪とモダニズム : 谷崎潤一郎「秘密」からピス健事件へ(<特集>モダニズム期における社会と芸術の<交通>)」2009 https://t.co/HPbj1yABuH
【Webで読める論文】 光石 亜由美「女装と犯罪とモダニズム : 谷崎潤一郎「秘密」からピス健事件へ(<特集>モダニズム期における社会と芸術の<交通>)」2009 https://t.co/HPbj1yABuH
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