著者
岡室 美恵子
出版者
千葉経済大学
雑誌
千葉経済論叢 (ISSN:21876320)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.35-52, 2016-07-21

原油価格の下落、サウジアラビアとイランの国交断交など中東情勢の緊迫化・混迷化により中東経済の減速が懸念されている。主要産油国ではエネルギー補助金の削減や付加価値税の導入などによる財政改善や構造改革に着手し始めている。そのなかで、ヨルダン・ハシェミット王国(ヨルダン)は、石油や天然ガスなどのエネルギー資源に恵まれず、しかし、産油国経済と密接に関係しつつその経済を発展させてきた。その一方で、地勢的、外交的な重要性を増している。非産油国であるが、中東情勢において重要性を増すヨルダン経済の現状を概観し、今後、その課題と可能性の詳細分析に必要な初期的な分析を行う。

言及状況

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ここは日本語の論文の検索サイトです。 http://ci.nii.ac.jp/ 文献の情報だけですが、ときどきPDFファイルが無料で読めるものもあります。良い論文かどうかわかりませんが、こんなのがありました。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110010059463 http://ci.nii.ac.jp/naid/120005741701

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ヨルダンの経済概況分析(https://t.co/Q0f86goRc0 千葉大学 岡室美恵子)を参考にすると、鉱工業に対する依存度も比較的高いようで、より依存度の高い国に比して、サービス業型ではないところが日本に近い気もします。輸出品は鉱業からが多いようです。

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