著者
小池 信太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.1, pp.213-322, 2004-12

第1章 はじめに第1節 理論量刑学の必要性第2節 本稿の目的第2章 量刑における責任主義に関する従来の議論第1節 責任を「基礎」とした量刑基準論1 応報刑論とその量刑基準論への反映2 批判第2節 責任を「単なる上限」とした量刑基準論1 問題の所在――目的刑論と量刑における責任主義――2 西ドイツ代案59条の基本思想3 わが国の学説による展開(1) 「消極的責任主義」の浸透(2) 責任を「単なる上限」とした量刑基準論の自覚的展開4 批判(1) 責任を「単なる上限」と捉えることに対する批判(2) 予防を第1次的な量刑基準とすることに対する批判第3節 小括第3章 消極的責任主義の適切な理解とその量刑論への反映第1節 問題の所在第2節 体系カテゴリーとしての責任の役割1 責任の違法従属性2 責任関連事情の評価方向(1) 加重的考慮を肯定する見解(2) 加重的考慮を否定する見解(3) 検討第3節 犯罪論と量刑論の関係1 犯罪論の責任と量刑責任の区別2 批判第4節 責任を「単なる上限」とした量刑基準論の理論的問題点 第5節 小括第4章 おわりに

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