著者
小池 信太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 = Keio law journal (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.33, pp.265-291, 2015-10

論説はじめにI 前提とする刑事責任 : 全部実刑・全部猶予との関係II 一部執行猶予の制度趣旨と実質的要件 1 実質的要件① : 「犯情の軽重」からの相当性 2 実質的要件② : 再犯防止のための必要性・相当性 3 再犯のおそれが乏しい/特段の処遇を要しない者の取扱いIII 一部執行猶予の組立て : 全部実刑からの「変形」のあり方 1 前提 : 保護観察付が原則であること 2 「基本設定」の必要性 3 「基本設定」のイメージ 4 個別事案における調整おわりに
著者
小池 信太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 = Keio law journal (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.37, pp.343-367, 2017-02

井田良教授退職記念号#論説1 はじめに2 責任主義3 精神障害による責任無能力4 量刑の一般原則と量刑責任の評価基準5 責任能力に関わる量刑事由6 結びに代えて
著者
小池 信太郎
出版者
日本刑法学会
雑誌
刑法雑誌 (ISSN:00220191)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.346-360, 2016-02-29 (Released:2020-11-05)

1 0 0 0 OA 8 執行猶予

著者
小池 信太郎
出版者
日本刑法学会
雑誌
刑法雑誌 (ISSN:00220191)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.518-523, 2015-07-30 (Released:2020-11-05)
著者
小池 信太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.1, pp.213-322, 2004-12

第1章 はじめに第1節 理論量刑学の必要性第2節 本稿の目的第2章 量刑における責任主義に関する従来の議論第1節 責任を「基礎」とした量刑基準論1 応報刑論とその量刑基準論への反映2 批判第2節 責任を「単なる上限」とした量刑基準論1 問題の所在――目的刑論と量刑における責任主義――2 西ドイツ代案59条の基本思想3 わが国の学説による展開(1) 「消極的責任主義」の浸透(2) 責任を「単なる上限」とした量刑基準論の自覚的展開4 批判(1) 責任を「単なる上限」と捉えることに対する批判(2) 予防を第1次的な量刑基準とすることに対する批判第3節 小括第3章 消極的責任主義の適切な理解とその量刑論への反映第1節 問題の所在第2節 体系カテゴリーとしての責任の役割1 責任の違法従属性2 責任関連事情の評価方向(1) 加重的考慮を肯定する見解(2) 加重的考慮を否定する見解(3) 検討第3節 犯罪論と量刑論の関係1 犯罪論の責任と量刑責任の区別2 批判第4節 責任を「単なる上限」とした量刑基準論の理論的問題点 第5節 小括第4章 おわりに
著者
小池 信太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.7, pp.19-87, 2007-03

平良木登規男教授退職記念号 = Essays commemorating the retirement of Professor Hiragaki Tokio presented by his colleagues and former studentsⅠ.はじめにⅡ.ドイツの判例の展開Ⅲ.構成要件(規範)の保護範囲論とその正当性Ⅳ.保護範囲論の具体的適用――類型化による検討Ⅴ.結びに代えて
著者
岡上 雅美 浅田 和茂 葛原 力三 小池 信太郎 小島 透 中島 洋樹 松宮 孝明 山名 京子
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-11-18

本研究は、裁判員制度の下における量刑とはどのようにあるべきかを、実定法、手続法および犯罪学その他の刑事学的観点から検討することを目的としていた。そこで、2,3か月に1度、研究会を開催し、実務家等による講演会を行い、会員による研究発表を重ねてきた。また、本研究の特徴は、ドイツ量刑法を紹介し、我が国との量刑実務と比較し、ドイツ法から学ぶべき点を抽出する点にあり、これもおおむね実現した。しかしながら、ドイツの量刑法は、法律上の規定があって発展してきた側面が多く、それに基づいて緻密な量刑手続がとられていることも明らかとなった。我が国におけるいくつかの提言は多岐に渡るものであり書物として公刊される。