著者
藤田 晋吾
出版者
筑波大学哲学・思想学系
雑誌
哲学・思想論集 (ISSN:02867648)
巻号頁・発行日
no.28, pp.248-233, 2002

はじめに ボーアが量子論解釈の哲学として提案した相補性は、量子力学のコペンハーゲン解釈に埋もれ、こんにちでは20世紀科学史上のエピソードとして語られるだけのようにみえる。量子力学はそれを自由に使いこなせるならば、その原理などどうでもよいのかもしれない。 ...

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