- 著者
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Kishinouye Fuyuhiko
- 出版者
- 東京大学地震研究所
- 雑誌
- 東京大學地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
- 巻号頁・発行日
- vol.33, no.2, pp.207-210, 1955-08-10
重い物体が落ちた時に起る地動を測定した結果を,医学又は生理学的の方から研究された正弦振動に対する人体感覚と比較し,更に地盤の異なる所で求められた震度階と地動加速度の関係とも比べた.その結果,衝撃性地動は正弦振動よりも人体には激しく感ずることと,震度階も土地の固有振動周期によつて加速度との関係は変はることを求め得た.