- 著者
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小江 和樹
Oe Kazuki
- 出版者
- 鹿児島大学
- 雑誌
- 鹿児島大学教育学部研究紀要 人文社会科学編 (ISSN:03896684)
- 巻号頁・発行日
- vol.59, pp.161-168, 2007
情緒イメージの代表的なものとしてあげられる「楽しい-さびしい」,「うれしい一悲しい」,「陽気な一陰気な」,「さわやかな-うっとうしい上「心地よい一不愉快な」の5つのイメージ対に関して,選択される色彩の傾向を調査し,それぞれのイメージにおいて選択される色彩,色相及びトーンの分布状況から,色相やトーンへの依存度とその特徴を明らかにした。その結果,色彩認知イメージの場合とは異なる傾向を見出すことができた。これは,造形表現において色彩イメージの効果的な活用方法を探る上で,重要な要素であると考えられる。