- 著者
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長堀 祐造
- 出版者
- 慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
- 雑誌
- 中国研究 (ISSN:18825591)
- 巻号頁・発行日
- no.2, pp.91-126, 2009
1. 増田渉著『魯迅の印象』 : 同伴者作家は語る、「農民を殺すのはよくない」と。2. AB団粛清と富田事変3. 魯迅の反応が意味すること(1) 増田の紹介する「上海文芸の一瞥」の革命文学者批判(2) 魯迅、馮雪峰をからかう。「君たちがやってきたら、まず私を殺すんじゃないか」(3) 魯迅、ソ連への病気療養行きを断る(4) 革命が来て、それでも命があったら上海の道路掃除でもやりましょう(5) 増田証言の魯迅研究のおける意義