著者
中本 進一 金 英
出版者
埼玉大学国際交流センター
雑誌
国際交流センター紀要 (ISSN:18816479)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-14, 2009-03

2009ニュース報道は国際関係を反映しつつ、刻々と変化する。本稿では、2008年北京オリンピック開催のプレイベントとして行われた聖火リレーに関する一連の報道を取り上げた。チベット暴動における中国政府の姿勢に対し各国からの批判があったことを受け、報道の公平性に批判的アプローチを選択した。主たる研究フィールドとして、ネットニュースを選定し、特に善光寺関連を中心に聖火リレーの表象分析、リレー全般に関する妨害者報道の日中比較、さらには日本語報道における批判的ディスコース分析の3面からの分析を試みた。これらの分析により、日中関係の不明瞭さやそれを反映する報道における相対性の欠如が明らかとなった。

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こんな論文どうですか? 2008年北京オリンピックをめぐる聖火リレー報道の日中比較 : ネットニュースはいかに伝えたか<論考>(中本 進一ほか),2009 http://id.CiNii.jp/GQoEM
こんな論文どうですか? 2008年北京オリンピックをめぐる聖火リレー報道の日中比較 : ネットニュースはいかに伝えたか<論考>(中本 進一ほか),2009 http://id.CiNii.jp/GQoEM

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