著者
成田 浩 NARITA Koh
出版者
岩手大学人文社会科学部
雑誌
言語と文化の諸相
巻号頁・発行日
pp.3-23, 1999-03-10

国際言語学者会議は、ハーグに本部を持つ言語学者常置委員会(comitié International Permanent des Linguistes: CIPL)を母体機関とし、第1回ハーグ(1928年)、第2回ジュネーブ(1931年)、第3回ローマ(1933年)、第4回コペンハーゲン(1936年)、第5回(第二次世界大戦のため中止)、第6回パリ(1948年)、第7回ロンドン(1952年)、第8回オスロ(1957年)、第9回ケンブリッジ[米国](1962年)、第10回ブカレスト(1967年)、第11回ポロニア(1972年)、第12回ウィーン(1977年)、第13回東京(1982年)、第14回東ベルリン(1987年)、第15回ケベック(1992年)、そして第16回パリ(1997年)で開催されている。米国のケンブリッジと唯一のアジアでの東京開催を除けば、全てヨーロッパで開催されてきた。この学会が印欧語の世界で生まれたものであることを思い知らされる気がする。参加国はおよそ50カ国から60カ国、参加者は、近年はおよそ700から1700名くらいである。会意は7日間の日程で、全体研究会議(Plenary Session Meetings)、一般研究部会(Section Meetings)、特別研究部会(Round Table Talks, Symposia)などから成る。

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こんな論文どうですか? 国際言語学者会議に見る現代言語学の領域と動向(1982~1997)(成田 浩),1999 http://t.co/PbcTB1j6gM

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