著者
椙村 知美 林 伸一
出版者
山口大学大学教育機構
雑誌
大学教育 (ISSN:13494163)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.127-142, 2009

かつて1970年前後の全共闘運動の中からは「連帯を求めて孤立を恐れず」という言葉が出てきたが、現代の大学生を見ていると「連帯を求めず孤立を恐れる」学生が多いように思われる。1983年に任天堂からファミコンが発売され、現代の大学生は生まれた時からゲームやビデオなどで一人ででも楽しく遊べる環境の中で育ってきている。最近は、インターネットや携帯電話の急速な普及で、言語や友人環境にも影響を及ぼしている。「仲間外れ」を表わす言葉として「ハミ」類、「ハブ」類、「ハネ」類がどのような地域で使用されているかを調査した。その量的なデータに関連して、大学生をとりまく日本社会はどのような言語環境・人間環境となっているかを考察した。

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こんなん見つけた。→仲間外れを表す「ハミ」「ハブ」「ハネ」類の言語調査--現代大学生の孤立性・分断状況を探る http://t.co/zhUyFRyPuF

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