著者
羽賀 賢二
出版者
九州大学大学院言語文化研究院
雑誌
言語文化論究 (ISSN:13410032)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.85-105, 2011-02-07

論者は、拙論「1590年のパリ包囲戦とGuillaume Du Vair の『恒心論』 : 新ストア主義をめぐって」(九州大学言語文化研究院「言語文化論究」No.25)において、Du Vair のこの著作に直接影響を与えた作品として、Justus Lipsius(1547-1606)の『恒心論2巻De Constantia Libri Duo』を挙げたが、紙幅の都合上、詳しく論じ得なかった。この小論は、Lipsius の『恒心論』を分析し、特にその中におけるストア主義思想について考察するものである。

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