- 著者
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菊池 良一
- 出版者
- 明治大学政経資料センター
- 雑誌
- 資料センターニュース
- 巻号頁・発行日
- vol.49, pp.30-31, 1990-12-07
今は亡き柳田先生と初めて言葉を交わしたのは確か大学院の研究室でした。その時の先生に対する第一印象は、「若くて気さくな感じの先生」と言うものでした。その後先生と会話をする機会も多く、また同室の誼みということもあって親しくお付合いさせていただくことになりました。先生は豊富な話題の持主で、先生との会話はなかなか興味が尽きませんでしたが、なかでも持病の抑制効果を兼ね実践されていた自転車走行の話は好んでされていました。しかしいつしか自転車の愛用者から自動車の愛用者に代わるに及んで、自然に話題も自動車に関するものへと移って行きました。先生の説によると、自動車の振動は血液の循環を促進し、持病に対して抑制効果を持つとのことです。