著者
玉瀬 耕治 荒木 美早
出版者
奈良教育大学教育研究所
雑誌
奈良教育大学教育研究所紀要 (ISSN:13404415)
巻号頁・発行日
no.29, pp.181-189, 1993-03-01

面接場面での連続する3つの質問のうち、初めの2つの質問が開かれた質問であるか閉ざされた質問であるかということと、それらの質問が難しい質問(親密値高)であるか易しい質問(親密値低)であるかの組合せによって4つの条件が構成された。最後の質問は親密値が中位の開かれた質問であった。大学生を用いて、これらの質問によって、全体の応答がどのように変化するかを検討した。その結果、難しい質問を開かれた形式で尋ねた場合に応答全体がもっとも長くなった。また、初めの2つの質問が閉ざされた質問の場合は、最後の質問での応答がより短くなった。

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こんな論文どうですか? 実験的面接における質問の流れと答えにくさ(玉瀬 耕治ほか),1993 https://t.co/LQNX4uzv8Y 面接場面での連続する3つの質問のうち、初めの2つの質問が開かれた質問であるか閉ざされた質問であるかというこ…

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