著者
内藤 実加 加賀田 恒 若原 浩義 桂 圭佑 齊藤 大樹 中崎 鉄也 北島 宣
出版者
京都大学農学部附属農場
雑誌
京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (ISSN:09150838)
巻号頁・発行日
no.20, pp.43-45, 2011-12

イネにおいて,夏期の高温による玄米品質の低下が問題となっている。特に2010年の夏期は北日本から西日本にかけて記録的猛暑となった。そこで,2010年に当農場の大規模圃場において播種期を変えて作付けした複数の品種のイネについて,玄米の外観品質の変異とそれをもたらした要因を解析し,水稲栽培における温暖化対策を検討した。2010年における玄米品質は例年よりも大きく低下したものの,作期や品種によって大きな変異があり,穂揃い後20日間の登熟初期の気温の影響を強く受けていた。今後,より多くの品種,栽培条件下でデータを蓄積していく必要がある。

言及状況

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こんな論文どうですか? 2010年夏期の記録的猛暑が京都大学附属農場産のイネの外観品質に及ぼした影響(内藤 実加ほか),2011 https://t.co/IQmwnmZnCe
こんな論文どうですか? 2010年夏期の記録的猛暑が京都大学附属農場産のイネの外観品質に及ぼした影響(内藤 実加ほか),2011 https://t.co/IQmwnmZnCe

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