著者
岩橋 正雄 富田 政勝
出版者
新潟県内水面水産試験場
雑誌
新潟県内水面水産試験場調査研究報告 (ISSN:03861643)
巻号頁・発行日
no.4, pp.71-74, 1976-08

紅白が100%出現する親魚を養成する目的で紅白から得られた赤無地,白無地を純粋種又はそれに近い状態に選抜し,その間で交雑を行い紅白の出現率を調べた。1. 紅白の出現率は赤無地,白無地の選抜をかさねるほど高くなりF2においては最高99.6%平均90%に達し紅白は赤無地と白無地の中間種(F1)と認められた。2. 紅白型付の出現率は赤無地,白無地の選抜をかさねるほど退色因子の作用が強められ低下した。3. 今後退色因子の少ない赤無地,白無地を作り上げればF1の実用化が期待できる。

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