著者
網田 健次郎
出版者
新潟県内水面水産試験場
雑誌
新潟県内水面水産試験場調査研究報告 (ISSN:03861643)
巻号頁・発行日
no.21, pp.29-31, 1995

第2極体放出阻止型雌性発生親魚の白無地から再雌性発生魚を作出して、その特性について検討した。1. 第2極体放出阻止型雌性発生子魚の紅白出現率は89.5%で、高率であった。2. 第1卵割阻型子魚は調査尾数がは少ないものの全て赤無地であった。3. 白無地と対照区である赤無地・白無地・紅白との交配では、子魚における紅白の出現率は50%前後であり、また赤無地・白無地の出現率は、それぞれの雄親魚により異なる傾向であった。4. 紅白子魚の平均赤斑量は、極体放出阻止型では26.5%、赤無地雄親魚からでは68.9%、白無地雄親魚では36.4%、紅白雄親魚では25.5%であった。

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