著者
山本 直
出版者
北九州市立大学国際教育交流センター
雑誌
北九州市立大学国際論集 = CIEE journal, the University of Kitakyushu (ISSN:13481851)
巻号頁・発行日
no.12, pp.35-56, 2014-03

EUの多数決制度は、その前身共同体が発足した1950年当初に導入された。意思決定に唯一関与できる政府間機関における多数決であったために、導入に際しては国家間で種種の議論があった。1960年代以降には、この制度を形がい化する試みや票決で敗れることへの動揺もみられた。しかしながら、多数決制は存続し、加盟国が「譲りあう」政治が定着しつつある。

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こんな論文どうですか? EU多数決制の起源と成立--"譲りあう"ヨーロッパ政治の模索(山本 直),2014 https://t.co/DQ0aftfsKd EUの多数決制度は、その前身共同体が発足した1950年当初に導入された。意思決定に唯一関与で…

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