著者
八尋 茂樹
出版者
新見公立大学
雑誌
新見公立大学紀要 (ISSN:21858489)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.145-148, 2014

本稿では,新見公立大学・短期大学構内で4年連続でおこなった駄菓子屋模擬店が地域住民に対し福祉的に どのような貢献ができたか,また,この活動に参加した保育学生たちがどのような学びを得たかを考察した。 その結果,親子や家族内での良好なコミュニケーションの一助になりえたことや,近年の機械的な買い物で は学べない「人と人との濃い関わりから生まれるぬくもり」などを感じる大切な機会を提供できたことがわ かった。また,保育学生たちが,ひとりひとりとの結びつきを大切にする対人援助職の基礎について学ぶ機 会を得ていることもわかった。今後も多くの人たちが大学へ足を運ぶ機会としながら,地域社会に貢献でき る企画のひとつへと成長できるよう継続していきたい。

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