著者
谷口 洋志
雑誌
IERCU Discussion Paper
巻号頁・発行日
no.252, 2015-05

中国首相の李克強氏は、遼寧省党書記時代の2007年に、GDP統計よりも電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資の3指標のほうが信用できるという趣旨のことを述べたとされる。本稿では、3指標のうちの電力消費量を取り上げ、実質GDPと電力消費量の関係、電力消費量の全国および地区別の動向などから、李克強氏の発言は支持できないことを論じる。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 克強指数はGDP統計よりも中国経済の実態を正確に反映するか(1):電力消費量のケース(谷口 洋志),2015 https://t.co/yV4BJY9VaU

収集済み URL リスト