著者
林 左和子 ハヤシ サワコ Sawako HAYASHI
雑誌
静岡文化芸術大学研究紀要 = Shizuoka University of Art and Culture bulletin
巻号頁・発行日
vol.16, pp.71-78, 2016-03-31

「布の絵本」は「絵本」+「遊具or 教具」であるといわれる。図書館資料としての「布の絵本」を考えた時、必要な要素は何であるかを、「絵本」としての要素と「遊具or教具」としての要素にわけて考えた。 「絵本」を考えた時、市販されている絵本は様々な人がかかわって生み出されたものであることが重要な要素の一つであると考えた。図書館員は、製作者と利用者をつなぐ、編集者としての役割を果たすことができる。そのためには、それぞれの利用者の反応を知り、さらに図書館間での情報共有にも努める必要がある。それによって、「布の絵本」をさらに発展させることができると考える。 "Clothe picture book" is "picture book" and toy (or teaching material) for children with disabilities. I discuss a requirement of a "clothe picture book "for library materials. As one of the elememts of picture book is product of collaboration. It is able to play a role of editor for librarian. Then librarian make an effort to watch a reaction of user. I think that cumulated knowledge of librarian is support to development "clothe picture book".

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