著者
稲垣 稜
出版者
奈良大学総合研究所
雑誌
総合研究所所報 (ISSN:09192999)
巻号頁・発行日
no.23, pp.33-41, 2015

本研究では,郊外都市の旧市街地における居住者特性の実態を明らかにした。対象地域は、大阪大都市圏の郊外に位置する奈良市である。本研究は、国勢調査とアンケート調査をもとにしている。国勢調査からは、奈良市が郊外地域としての典型的性格をもつことが明らかになった。アンケート調査は、大和西大寺駅周辺地区を対象に実施した。アンケートで明らかになった点は以下の通りである。1 )高齢者の割合が高い。2 )新規流入者が多い。3 )持家一戸建てが最も多く、以下、分譲マンション、賃貸の順となる。4 )大阪市への通勤率は、奈良市全体のそれと差はない。

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