著者
矢追 錬 直井 岳人
出版者
首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 観光科学域
雑誌
観光科学研究 = The international journal of tourism science (ISSN:18824498)
巻号頁・発行日
no.9, pp.109-118, 2016-03

本研究は工場景観が観光対象に変容する過程を分析することを目的とする。本研究における調査では,「新聞記事に見られる,『工場を利用した観光』を振興する目的と背景」と「新聞記事,工場景観写真集,及び自治体の発行する観光パンフレット中の,工場景観を修飾する語と句」の出現頻度の時系列変化が分析された。その結果,工場景観の観光対象としての認識の急速な広がりと,観光対象としての工場景観の特性が産業観光のそれとは異なる可能性が示唆された。

言及状況

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こんな論文どうですか? 工場景観の観光対象化とその背景に関する研究 : 日本五大工場夜景エリアに関する新聞記事の内容分析を中心に (東秀紀教授 退職記念号)(矢追 錬ほか),2016 https://t.co/bhe9I4LL9d 本研究は工場景観…

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