著者
李 暁博 Xiaobo LI
出版者
創価大学日本語日本文学会
雑誌
日本語日本文学 (ISSN:09171762)
巻号頁・発行日
no.26, pp.55-72, 2016-03-20

本稿は、「自己」を、他人との対話の中で構築され、可変し、交渉されるものだと捉える上で、筆者が中国で行った構成主義的日本語の授業を履修した一人の大学生の自己変容のストーリーを叙述し、バフチンの「対話」という視点から分析を試みた。本研究の意味は、人間の自己変容のプロセスを「対話」の視点から解釈する可能性を提示したのみならず、教師は本当の意味の「学びの共同体」に学生たちを参加させれば、学生たちの変容が驚くほどに起きるという可能性を見せてくれたところにもあろう。対話

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こんな論文どうですか? 「対話」の視点からみる学生の自己変容 : 中国の日本語教育の実践例をもとに(李 暁博ほか),2016 https://t.co/biHbTIie7Q 本稿は、「自己」を、他人との対話の中で構築され、可変し、交渉されるものだと…

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