著者
玉井 晶章
出版者
佛教大学国語国文学会
雑誌
京都語文 (ISSN:13424254)
巻号頁・発行日
no.23, pp.262-275, 2016-11-26

宮澤賢治が生前出版した詩集『春と修羅』(大正一三年四月)に所収された詩篇「蠕虫舞手」に「ナチラナトラ」という単語がある。この「ナチラナトラ」については、詩を解釈する上で重要な意味を持つにも関わらず、これまで具体的な検証が行われてこなかった。本稿では『春と修羅』刊行初期の生前批評に触れつつ、「ナチラナトラ」の意味を明らかにすることで「蠕虫舞手」に新しい解釈を加えたい。

言及状況

Twitter (2 users, 2 posts, 2 favorites)

CiNii 論文 -  宮澤賢治「蠕虫舞手(アンネリダタンツェーリン)」と〈ナチラナトラ〉の意味 : 『春と修羅』刊行初期の生前批評に触れつつ https://t.co/mKmVTNu61F

収集済み URL リスト