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IR
努力と結果の随伴性、感情及び動機づけの関係
著者
豊田 弘司
出版者
奈良教育大学次世代教員養成センター
雑誌
次世代教員養成センター研究紀要 = Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation
(
ISSN:21893039
)
巻号頁・発行日
no.2, pp.19-25, 2016-03
研究Ⅰでは、大学生を対象にして、努力して成功した場合、努力せず成功した場合、努力したが、失敗した場合及び努力せず失敗した場合を設定し、その際の感情及び次への動機づけを評定させた。その結果、自分が努力して成功した場合が努力しないで成功した場合よりも、努力しないで失敗した場合が努力して失敗した場合よりも,感情及び動機づけともに高くなることが示された。これらの結果は、努力と結果(成功,失敗)の随伴性の重要性を示唆した。研究Ⅱでは,参加者の個人差要因と,感情及び動機づけとの関係を検討した。その結果、努力して成功した場合は,随伴経験量,自尊感情及び内的統制傾向が高いと感情がより快に評定されることが示された。また、努力と結果の随伴場面においては、過去の随伴経験量が多いと動機づけも高くなることが示された。さらに、結果が悪い場面においては内的統制傾向の高さと動機づけが関連することが明らかになった。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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“これらの結果は、努力と結果(成功,失敗)の随伴性の重要性を示唆した。”
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005898720
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