著者
板橋 クリストファーマリオ
出版者
関東学院大学経済学部教養学会
雑誌
自然人間社会 (ISSN:0918807X)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.27-39,

テニスはプレーする人は多いが観る人が少ないスポーツの代表的種目である。「テニスが観るスポーツとして人気が無い」理由について、大学の実技体育科目でテニスを受講した学生を対象にアンケート調査を行い、テニス観戦の阻害要因の抽出と観戦者拡大の方策を検討することを目的とした。調査対象者は144名(男性144名、女性0名)であった。調査方法は自由記述形式で行い、KJ法にて要因を抜き出し単純集計を行った。結果について、多かった意見の上位は「テニスになじみが無い」「世界で活躍する日本人選手が少ない」「試合時間が長い」「一度に見られる選手の数が少ない」となり、テニスやテニス選手に対する親近感が不足していることと、テニスの試合方式が観戦の場面においては障害になっていることが明らかになった。これらのことから、テニスの試合やテニス選手を多くの人が目にするメディアで露出するための取り組みや短時間で終わる試合方式で複数選手が総当たり戦を行う大会を開催するなどの新しい大会の在り方が、新たな観戦者獲得のきっかけにつながるのではないかと考えられる。

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こんな論文どうですか? 「観るスポーツ」としてのテニスに関する一考察(板橋 クリストファーマリオ),2014 https://t.co/SL81SxhuB9 テニスはプレーする人は多いが観る人が少ないスポーツの代表的種目である。「テニスが観るスポー…
こんな論文どうですか? 「観るスポーツ」としてのテニスに関する一考察(板橋 クリストファーマリオ),2014 https://t.co/SL81SwZln1
こんな論文どうですか? 「観るスポーツ」としてのテニスに関する一考察(板橋 クリストファーマリオ), https://t.co/pZyz7uHzZB

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