著者
研 攻一
出版者
羽陽学園短期大学
雑誌
羽陽学園短期大学紀要 = Bulletin of Uyo Gakuen College (ISSN:02873656)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.59-72, 2012-02-01

学習者のルバーシステムを組み替えるための対立情報提示教示文の効果を検討した。その教示文は、学習者の事前認識の様相を予想した上で、組み替えを可能にする、即ち正反応(選択率)を高める構成法によるものである。その結果、次のことが判明した。(1) 前研究同様に、学習者は事前認識として、金八先生、ヤンクミ先生を良い教師と考え、教師条件として「生徒の側に立つ先生」が良いと考えている。 (2) 事前から事後にかけて、金八先生、ヤンクミ先生及び「生徒の側に立つ先生」の選択率は有意に減少し、「授業を分かるように教える先生」は増加した。 (3) 三好京三の教育観には、学習者は反発し抵抗を示しているが否定はしておらず、葛藤状態となっている。

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こんな論文どうですか? ルバーシステムを組み替えるための対立情報提示の効果(2) : 金八先生の対立情報の提示について(研 攻一),2012 https://t.co/YbRzvdRu4f 学習者のルバーシステムを組み替えるための対立情報提示教示文…
こんな論文どうですか? ルバーシステムを組み替えるための対立情報提示の効果(2) : 金八先生の対立情報の提示について(研 攻一),2012 https://t.co/YbRzvdRu4f

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