著者
研 攻一 黒木 洋子
出版者
羽陽学園短期大学
雑誌
羽陽学園短期大学紀要 = Bulletin of Uyo Gakuen College (ISSN:02873656)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.489-500, 2014-02-01

不登校生徒を再登校させるための、主にメンタルサポーターの立場からの援助効果を検討した。メンタルサポーターの職務は、不登校生徒の側に寄り添いながら、再登校へ向けての援助を行うことである。その結果、次のような結果が得られた。(1)不登校生徒を再登校させることについては、学校と保護者間の中継点としての役割を果たし、効果が認められた。(2)不登校を起こした、原因の根本的な治療的な側面である発達モデルに基づく解決については、その効果を果たすことができなかった。(3)不登校生徒の不登校の原因と見られる、家庭内の家族関係の問題についての情報収集などについては、十分な効果を得ることができなかった。

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こんな論文どうですか? 不登校生徒に対する援助効果の検討(1)(研 攻一ほか),2014 https://t.co/eixH0A3CLV 不登校生徒を再登校させるための、主にメンタルサポーターの立場からの援助効果を検討した。メンタルサポーターの職務…
こんな論文どうですか? 不登校生徒に対する援助効果の検討(1)(研 攻一ほか),2014 https://t.co/eixH0A3CLV 不登校生徒を再登校させるための、主にメンタルサポーターの立場からの援助効果を検討した。メンタルサポーターの職務…

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