著者
泉 浩徳
出版者
松山東雲女子大学人文科学部紀要委員会
雑誌
松山東雲女子大学人文科学部紀要 (ISSN:2185808X)
巻号頁・発行日
no.25, pp.153-170, 2017-03-31

現在,保育の現場においては,「保育の質」がさかんに言われており,「保育の質」 とは具体的に何なのか,あきらかにする必要があると本研究者は感じていた。そこで本研究では,愛媛県西予市での保育士に対する研修会資料として発表した資料を基に,絵本『ガンピーさんのふなあそび』や,保育士養成校での授業での取り組みによる各事例を紹介しながら,「保育内容」における保育の本質を論じた。 子どもの年齢と発達を理解した実践の中で,家庭に子どもの育ちを伝えながら,子どもを否定的に見ず,保育の基本である遊びの楽しさを伝え,子どものすることを善意に見る視点を持って関わることが「保育の質」の原点であることがあきらかになった。

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こんな論文どうですか? 研究ノート:絵本と授業での取り組みから考察する 幼児期における保育実践の質(泉 浩徳),2017 https://t.co/zcsRtXMFHK 現在,保育の現場においては,「保育の質」がさかんに言われており,「保育の質」 …
こんな論文どうですか? 研究ノート:絵本と授業での取り組みから考察する 幼児期における保育実践の質(泉 浩徳),2017 https://t.co/zcsRtXMFHK 現在,保育の現場においては,「保育の質」がさかんに言われており,「保育の質」 …

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