著者
西野 明
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:13482084)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.163-165, 2019-03

[要約] 本研究では,日本のバレーボールの普及・発展に向けた一資料を得るために,日本におけるバレーボールの制度(6人制と9人制)の特徴について検討した。主にルール上の相違点に関して6人制との比較から,認知度及び理解度が低いと思われる9人制の特徴を,筆者の実践経験もふまえ明らかにした。バレーボールという一つの競技ではあるが,サービスの回数(6人制は1回,9人制は2回),ボールコンタクト(9人制はボールがネットに触れると最大で4回接触可能),ポジション(6人制はローテーション,9人制はフリーポジション),コート規格などの点で9人制独自のスキルや作戦が必要になることがわかった。 今後は,バレーボールのさらなる普及・発展のためにも,両制度(6人制と9人制)の特徴を捉えながら,うまく共存できるようにすることが大切である。

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