著者
中妻 雅彦
出版者
弘前大学大学院教育学研究科
雑誌
弘前大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報 (ISSN:24345628)
巻号頁・発行日
no.1, pp.1-8, 2019-03-20

実践者である小林朗iは,日本社会科教育学会・歴史教育者協議会などで,「原始人日記」「江戸時代の農民日記」「文明開化日記」(以下,「歴史日記」とする)を生徒に書かせ,議論する中学校の歴史教育実践を発表している。小林は,生徒の現実から,生徒同士が互いに意見を発表し,思ったことや考えたことを自由に言える環境を作り,授業を進めることを考えている。筆者が参観した「歴史日記」の授業分析を通して,「歴史日記」の授業が持つパターン化し,画一化していると言われる「主体的・対話的で深い授業」を越える可能性や生徒が中心となる中学校歴史学習の在り方について考察する。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

【最近出た論文】中妻雅彦 児童福祉学科教授「生徒の現実に応える中学校歴史学習の可能性: 小林朗の「歴史日記」実践を通して」(『弘前大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報』(1), 2019-03-20)https://t.co/d9rD8ZtdIO

収集済み URL リスト