- 著者
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大野敬子
椎尾一郎
- 出版者
- 情報処理学会
- 雑誌
- 第76回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2014, no.1, pp.141-142, 2014-03-11
互いに知り合いである少人数グループが共同利用する資源へのアクセス管理手法として,SNS,とくにTwitterのようなマイクロブログ型情報共有システムが有効と考え,システムを実装した.ここでは,十数人の大学研究室メンバーが共同利用する研究室ドアをカードや暗証番号で解錠するシステムに,Twitterボット機能を組み込み,1年以上運用した.メンバーがドアを解錠すると,Twitterボットが本人を含めた研究室メンバー全員にそのことを発信する.アクセスされたことをメンバー相互が知ることで,セキュリティの強化とともに相互コミュニケーションが促進された.