著者
髙城 弘一(竹苞)
雑誌
大東書道研究 (ISSN:09183361)
巻号頁・発行日
no.26, pp.20-21, 2019-03-05

近時、江戸時代初期に描かれた、三十六歌仙の歌仙絵およびその歌仙の歌が書かれた色紙(屏風崩し)を落手した。今回、在原業平の歌仙絵のみを使用し、歌は『古今和歌集』仮名序の業平歌三首より二首を選出した。このように、この数年、古い歌仙絵にその歌仙の詠歌を書き組み合わせて、一つの作品となるような創作活動をしている。潤渇・太細の変化はもちろん、行間や行の流れの変化もつけ、余白の美を創出した。小品ながら文字数によって煩くならないようにし、奥行きが出るように工夫した。本紙寸法、各縦12.5×横11.5㎝

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髙城 弘一(竹苞) -  在原業平の歌二首 : 在原業平の古画にそえて https://t.co/Zfv77GHZH3

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