著者
西村 浩子
出版者
松山東雲女子大学人文科学部紀要委員会
雑誌
松山東雲女子大学人文科学部紀要 (ISSN:2185808X)
巻号頁・発行日
no.29, pp.42-54, 2020-03-01

愛媛県上浮穴郡久万高原町大川の土居家に伝わる史料の中に、大正期の少女の日記がある。今から100 年ほど前、土居家第28代当主土居貫太郎の長女、土居芳枝が大正10~11年(1921~1922年)尋常小学 校3~4年生の時に書かれた日記である。この資料には、日々の生活が方言交じりで記録され、当時の子 どもの生活やことばが分かる資料となっている。本稿は、この日記を翻刻し、近代の子どもの家での生活 やことばを研究するための基礎資料として紹介する。

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https://t.co/psZdGhqC6P 西村浩子(2020)「研究ノート:大正期の少女のことばと生活:愛媛県上浮穴郡久万高原町大川土居家の子ども(土居芳枝)の日記から」 「この資料には、日々の生活が方言交じりで記録され、当時の子どもの生活やことばが分かる資料となっている」。

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