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条件命令文や譲歩命令文はTraugottの意味変化の方向性仮説に対する反例か : 「間主観的」な命令文から条件文への構文化再考
著者
菊田 千春
Chiharu Kikuta
出版者
同志社大学人文学会
雑誌
同志社大学英語英文学研究 = Doshisha studies in English
(
ISSN:02861291
)
巻号頁・発行日
no.101, pp.83-126, 2020-03
本稿は日本語の順接・逆接仮定条件を表わす命令文を取り上げ、それを意味変化の方向性仮説の反例とする先行研究への反論を試みると共に、通時的構文文法による分析を提案する。特に、「命令から条件」への変化だけでは本質を捉えられず、「命令文と後続文の間に推意として存在した条件という論理関係のコード化」と考えるべきこと、そして、意味に加え、形式の慣習化を考慮することにより、構文化過程を明らかにできると論じる。龍城正明先生 秋篠憲一先生 中井悟先生 斉藤延喜先生 御退職記念号論文(Article)
言及状況
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変動(月別)
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菊田千春(2020)「条件命令文や譲歩命令文はTraugottの意味変化の方向性仮説に対する反例か」『同志社大学英語英文学研究』101 https://t.co/SmQ9Z8oPlJ
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006887770
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