- 著者
-
阿部 純一
- 出版者
- 鹿児島大学
- 雑誌
- 鹿児島大学法学論集 (ISSN:03890813)
- 巻号頁・発行日
- vol.55, no.2, pp.1-55, 2021-03-15
はしがきⅠ 前史Ⅱ 1969年非嫡出子法の登場Ⅲ 1981年 3 月24日連邦憲法裁判所判決 ( 以上 51巻 1 号)Ⅳ 1980年代以降の学説における議論 1 非嫡出子を取り巻く社会状況の変化 2 基本法上の問題 (以上 52巻 1 号) 3 比較法及び国際条約との関係 4 東西ドイツ統一 5 具体的改正提案 6 小括 (以上 53巻 1 号)Ⅴ 1991年5月7日連邦憲法裁判所決定 1 事実関係 2 連邦憲法裁判所の判断 3 決定に対する評価Ⅵ 1990年代の親子法改正論 1 諸団体による改正提案 (1)第59回ドイツ法曹大会の決議(1992年) (2)ドイツ女性法律家協会の提案(1992年) (3)ドイツ家庭裁判所大会の提案(1993年/ 1995年) (4)ドイツ・カトリック中央委員会の提案(1993年) (5)ドイツ公私保護事業協会の提案(1995年) (6)少年援助協議会の意見書(1995年) 2 連邦議会における改正提案 (1)SPDの提案(1995年) (2)同盟90 /緑の党の提案(1995年) 3 政府草案(1996年) (1)成立過程と特徴 (2)改正案の内容 (3)連邦議会法務委員会における審議 (4)改正法に対する評価むすび 1 ドイツにおける変遷史のまとめ 2 比較法的考察