著者
百瀬 友哉
出版者
法政大学地理学会
雑誌
法政地理 (ISSN:09125728)
巻号頁・発行日
no.53, pp.13-25, 2021-03

近年,首都圏の鉄道では,「慢性遅延」が大きな問題となっている。鉄道の遅延は慢性遅延と,突発的遅延に分類され,アンケートなどの結果から,慢性遅延は首都圏独自の問題であると明らかにした。それに伴い,首都圏のJRや大手私鉄では様々な対策を講じている。また,近年ではJR総武緩行線にて最も慢性遅延が発生している。本論では,JR総武緩行線の平井~浅草橋間にて統計をとり,関係者への聞き取り調査と,目視による調査を行った。その結果,「停車遅延」が大きな問題になっていることがわかった。そこで,秋葉原駅において追加調査を行い,その停車遅延が次々に隣の駅に伝搬していくことを明らかにした。

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こんな論文どうですか? JR東日本総武緩行線平井~浅草橋間における遅延の理由(百瀬 友哉),2021 https://t.co/h8hMYpVs3V 近年,首都圏の鉄道では,「慢性遅延」が大きな問題となっている。鉄道の遅延は慢性遅延と,突発的遅延に…

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