著者
伊藤 智広 伊藤 裕子 樋廻 博重 勝崎 裕隆 今井 邦雄 古市 幸生 小宮 孝志
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.7, pp.319-323, 2005-07-15
被引用文献数
1 5

アズキ熱水抽出物からヒト胃ガン細胞KATO III細胞の増殖を抑制する物質を単離した. 本物質をFT-IR, <sup>1</sup>H-NMR, <sup>13</sup>C-NMR, DEPT, COSY, NOE, HSQC, HMBC, ESI-MS, APCI-MSにより構造解析したところ, 新規セスキテルペノイド配糖体であったことから, Vignosideと命名した. Vignosideは低濃度ではヒト胃ガン細胞KATO III細胞の増殖を抑制しないが, 750μMでは約60%の増殖抑制効果を示した. その増殖抑制機構はアポトーシスによるものではないことが判った.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 2 posts, 1 favorites)

こんな論文どうですか? アズキ熱水抽出物から得た新規テルペン配糖体 Vignoside(伊藤 智広ほか),2005 https://t.co/e2YKH6O9mB
こんな論文どうですか? アズキ熱水抽出物から得た新規テルペン配糖体 Vignoside(伊藤 智広ほか),2005 http://t.co/IwAUVH1S

収集済み URL リスト